最近、テレビなどで衣料ごみの問題が取り扱われることがよくありますね。
日本国内だけで、1年間に処分される服の量は100万トン(33億着分)になるそうです。
年間約100万トンはものすごい量になりますね。
特に日本人は、服のはやりすたりのサイクルも短く、最近ははやりの服を安く買ってすぐに捨てるという方も多いのではないでしょうか。
少しでも服のゴミを減らすために、私たちにできることを紹介します。
■1着を長く着る
「少し破れてしまったら」「もう流行おくれだから」とすぐにゴミ箱に服を入れてしまってはもったいないです。
自分で破れた部分を縫い直したり、手を加えてアレンジをしたらもっと長く着ることができるはず。
また、選択の際にも、タグに書かれた洗濯方法を守っていれば、衣料品そのものが長持ちするようになります。
1着に愛着を持って、大切に着てください。
■ゴミに出さずにリサイクル
いらなくなった服を可燃ごみや不燃ごみで捨ててしまう人はなんと7割に上るそうです。
リサイクルショップに持ち込んだり、発展途上国に衣服を届けてくれる団体もあります。
ぜひ探してみてください。
■服を買うときはサスティナブルアパレルブランドを選ぶ
サスティナブルアパレルブランドとは、服を作る工程で、ごみを減らしたり、丈夫な縫合にするなど、
服を長く着ることを前提に生産しているブランドのことです。
こういったブランドを選ぶことで、1着の服を長く愛用することができます。
有名なブランドでは。「パタゴニア」や「ステラマッカートニー」なども力を入れていますので、ぜひ調べてみてください。
今回は、衣料ごみの削減について紹介しました。
衣類には大きく分けて3種類の汚れがあります。
水に溶けやすい「水溶性」。
油に溶けやすい「油溶性」。
水にも油にも溶けにくい「不溶性」。
今回は衣類汚れの中でも油溶性の汚れについてご紹介したいと思います。
油溶性の汚れの仲間がこちら
油溶性は文字どうり、油の成分が入っているものになります。
マヨネーズやオリーブオイルだけでなく、人から出る皮脂も油溶性の汚れなんですね。
もとは油ですので、水では固まってなかなか汚れは落ちませんが、お湯だと比較的汚れが落ちやすくなります。
ちなみに、汚れの種類によって油が溶ける融点も変わってきます。
油の種類 | 例 | 融点 |
植物性の油 | サラダ油など | 60℃ |
動物性の油 | バター、マヨネーズ | 40℃ |
機械油 | 重油 | 50℃ |
とはいえ高温のお湯を長時間使ってしまうと、衣類が傷んでしまうこともあります。
気を付けながら洗濯しないといけませんね。
今回は水溶性の汚れの特徴についてご紹介しました。
今回は、実はこんなものも業務用クリーニングができます!といった事例を紹介します。
今回ご紹介するのは、軍手です。
軍手をクリーニングに出すことで、企業にも環境にも嬉しい効果があります。
①経費の削減
100円ショップなどで気軽に安く買うこともできますが、1セット1000円を超える高級軍手もあり、値段の幅も様々です。
特に薄く作業がしやすいのに、吸水性や肌触りもいいなど、条件が良くなると、その分値段も高くなってきますね。
そんな軍手を汚れたからって捨てるのはもったいない!
クリーニングで経費を抑えることができます。
②企業ゴミの削減
企業によっては、ごみの回収にまで費用を払っているところもあるのではないでしょうか。
軍手をクリーニングに出すことで、企業のお財布にも、環境にも嬉しい効果があります。
③資源の節約
地球上すべての資源には限りがあります。
今は使い捨ての軍手ですが、将来軍手が足りない…!なんてことにならないように、
今から資源の節約をしてみませんか?
とはいえ、クリーニングで本当に軍手がきれいになるの?
と疑われる方もいるかもしれません。
こちらは、軍手のクリーニング写真です。
この通り、きれいに再利用できます!
興味を持たれた方は、ぜひ一度ご相談ください。
日本でゴミに出したものの中でリサイクル率が一番高いものがペットボトルになります。
そのリサイクル率はなんと85%!
すごく高いように思いますよね。
しかし、逆に言うと15%のペットボトルが焼却処分されていることになります。
今回はリサイクルできないペットボトルをご紹介していきたいと思います。
みなさんご存知だとは思いますが、ペットボトルは捨てる時、ラベルをはがさないといけません。
ペットボトルとラベルでは、リサイクルの方法が違うんですね。
どうしてもラベルをはがすのを忘れてしまうという方には、最近はラベルがないペットボトルも販売されているので、
購入する際にぜひそちらを選んでみてください。
汚れたペットボトルや、中身が入ったままのペットボトルもリサイクルすることができません。
ご家庭では一度さっと洗ってからゴミ箱に捨てるようにしましょう。
外出中に自販機でジュースを買うときも、中身をしっかりと飲み干してからゴミ箱に捨てるようにしましょう。
4リットルの焼酎などでよく見かける、紙のラベルが貼られたペットボトルもリサイクルすることができません。
紙をはがしても、どうしてもシールの部分が残ってしまいますが、この部分をリサイクルの過程で減らすことができないそうです。
もったいないとは思いますが、これに関しては家庭でできることはあまりないかもしれませんね…
お子さんがいる家庭ではペットボトルでおもちゃを作ったことがあるという方もいるのではないでしょうか。
ペットボトルで作ったおもちゃは処分する際「可燃ごみ」に出す自治体が多いようですね。
理由は分別係の方が手を切ったりしてけがをしてしまう恐れがあるためです。
今回はリサイクルできないペットボトルについてご紹介しました。
各自治体によってリサイクルや分別の方法は変わってくると思いますので、一度確認してみてくださいね。
みなさま。
ゴールデンウィーク、どのようにお過ごしでしょうか?
今年は2年ぶりに緊急事態宣言も蔓延防止措置も出されていない連休ということで、お出かけの方も多いかもしれませんね。
なんと最長で10日間のお休み!
そしてワクチンを3回打った人のみですが海外に旅行することもできるようになったみたいですね。
気になって旅行会社のサイトを見に行ってみました!
海外旅行販売してる~!!!!
燃料高騰の関係もあるのか、まだ価格は少し高い気もしますが、確かに販売していますね。
すごく嬉しい変化です。
国内海外問わず、旅行に行かれる方は感染対策をしっかりして、気を付けて楽しんでくださいね。