天気のいい日に布団を干すのはすごく気持ちいいですよね。
ところで、皆さんはいつもどのようにお布団を干していますか?
意外と知られていないのですが、布団には正しい干し方というものがあります。
今回はそんな正しい布団の干し方について書いてみたいと思います。
布団を干さないといけないわけ
人間は寝ている間に約200ml、牛乳瓶1本分の汗をかくといわれています!
そしてその汗は、枕とお布団に吸い込まれていくのです…
正しい布団の干し方
ここからは正しい布団の干し方のポイントをご紹介していきます。
気を付けていただきたいのは以下の6点。
①裏表ともしっかり干す
②干す頻度は1週間~2週間に1回
③干しているときにはたたかない
④干した後には掃除機を使う
⑤長時間干しっぱなしにしない
⑥取り込んですぐにしまわない
それでは見ていきましょう。
【ポイント①】裏表ともしっかり干す
布団を干すときに片面だけ干して終わっていませんか?
布団はまず、人と接する面を時間をかけてしっかり干すようにしましょう。
そして、その次に床と接する裏面を干すようにしましょう。
ちなみに冬場は気温の差で、床と布団の間に結露ができ、裏面が湿気やすくなるので、特に裏面までしっかりと干す必要があります。
【ポイント②】干す頻度は1週間~2週間に1回
寝ているときの汗の量は、冬場よりも夏場のほうが多いといわれています。
そのため、夏場は週に1回、冬場は2週間に1回ほどの頻度で布団を干すようにしましょう。
【ポイント③】干しているときにはたたかない
布団を干しているときに、布団たたきなどでたたく方がいますが、これは布団が傷む原因になるのでやめましょう。
布団をたたくと、ホコリが出てきますが、実はこのホコリの正体は布団の綿や繊維です。
本当に落としたい、ダニの死骸やフンなどは、たたくことによって細かくなって、布団の中に入って行ってしまします。
布団を干すときは、たたかず表面をなでるようにごみを落としましょう。
【ポイント④】干した後には掃除機を使う
布団を干すと、布団の中の湿気や、表面についているホコリやゴミなどは取ることができます。
しかし、布団の中には目に見えないダニの死骸やフン、ハウスダストなどがまだ残っている状態です。
布団専用のクリーナーを使用するのでもよいですし、お手持ちの掃除機でも構いませんので、干し終わった後は布団の中の汚れを吸ってげるようにしましょう。
もし掃除機に布団掃除用のパーツが付いていれば付け替えてからご使用ください。
【ポイント⑤】長時間干しっぱなしにしない
布団はあまり長時間干しっぱなしにせずに、長くても3~4時間で取り込むようにしましょう。
布団を長時間干しっぱなしにした場合、表面が焼けて色あせてしまったり、触り心地が変わってしまう恐れもあります。
また、夕方以降も干しっぱなしにしていた場合、逆に布団が湿気を取り込んでしまいます。
布団を干す時間や、取り込む時間帯などにも注意が必要です。
【ポイント⑥】取り込んですぐにしまわない
季節の変わり目などに布団を干す場合、取り込んでから少し室内で時間をおいてから収納するようにしましょう。
干したばかりの布団は中に熱がこもっていて、それが冷めたときに湿気が発生することがあります。
そのまま布団袋などに入れて収納してしまうと、袋の中でせっかく干した布団が湿気てしまうかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
今回は布団の正しい干し方をご紹介しました!
もしお家で、布団をたたいて干している方や、干し終わってすぐに押し入れに入れている方がいたら、次回からはやめてくださいね…