今回は衣類によって専門のクリーニング方法のある「特殊クリーニング」の着物のクリーニング方法をご紹介したいと思います。
着物には大きく分けて2つの洗い方「丸洗い」と「洗い張り」があります。
着物のクリーニング方法①「洗い張り」
洗い張りとは、着物を一解いて反物の状態にして洗うことを言います。
そもそも着物とは、普段来ている洋服とは違い、糸をすべて解くと、元の一枚の布の状態である「反物」に戻るように作られています。
洗い張りの工程では、一度着物をすべて解き、反物の状態でクリーニングをし、そしてもう一度着物の状態に仕立てるという工程が必要になります。
洗い張りのメリット
- 反物の状態で洗うので、隅々まで汚れが取れる
- 仕立て直しをするのでサイズ変更ができる
洗い張りのデメリット
- 解いて仕立てるので1~3か月ほど時間がかかる
- 料金が高い
- できるお店が限られる
着物のクリーニング②「丸洗い」
丸洗いとは、文字通り丸ごと洗うクリーニング方法のことです。
この場合は、解いたり反物に戻したりする工程はありません。
一般的には通常のドライクリーニングの技術をもとに、さらに丁寧に洗うことが多いですが、クリーニング店によって方法は様々です。
丸洗いのメリット
- ドライクリーニングの応用なので、油溶性の汚れに強い
- 洗い張りより料金が安い
- 洗い張りよりも短時間で仕上がる
丸洗いのデメリット
- 一部手洗いでない工程があるので、金箔などが使われている着物は注意が必要
- シミなどは取れにくい
また、ご紹介したもの以外にも「シミ抜き」も着物ではよくつかわれます。
シミを抜くだけでも見違えるほどきれいになるので、ぜひ試してみてください。


