市販の柔軟剤にはどのような成分が使われているのでしょうか。
今回は柔軟剤に使用されている成分についてご紹介します。
柔軟剤はなぜ柔らかくなるの?
柔軟剤には「陽イオン界面活性剤」という成分が入っていて、この成分が衣類を柔らかく仕上げてくれるのです。
また、マイナスに帯電した繊維をプラスの電気で中和する効果もあるので、静電気などを抑えることもできます。
しかし、簡単に言うと繊維を一つ一つコーティングするようなものなので、洗剤だけで洗った時に比べると吸水性は落ちてしまいます。
陽イオン界面活性剤は大きく分けて2種類
- エステル型ジアルキルアンモニウム塩
- アミド型アルキルアミン塩
それぞれの特徴を見ていきましょう。
エステル型ジアルキルアンモニウム塩
市場に出ている柔軟剤の9割はこの「エステル型ジアルキルアンモニウム塩」が使用された柔軟剤です。
柔軟性が高くなる半面、吸水性がやや落ちるというデメリットがあります。
そのため、フリースやセーターなどを洗うのに適していますが、下着やスポーツウェアなど、汗を吸い取る必要のある衣類の使用にはあまり向いていません。
アミド型アルキルアミン塩
市場に出ている商品の中でも「赤ちゃんへの使用もOK」と書かれている商品によく使われているのがアミド型アルキルアミン塩です。
肌への負担が少なく、吸水性も落ちにくいため。直接肌に触れる下着などの洗濯に向いています。
その分、柔軟性は少し落ちる印象ですね。
静電気を起こしたくないセーターや、直接肌に触れない服には「エステル型ジアルキルアンモニウム塩」。
下着や赤ちゃんの服などには「アミド型アルキルアミン塩」を使うなど、使い分けるのもいいかもしれませんね。


