長袖を着る季節になりましたね。
特に学生のお子さんがいる家庭では、袖口に鉛筆汚れをつけて帰ってきたなんて経験もあるのではないでしょうか。
ただ洗濯機で洗っただけではなかなか落ちない鉛筆汚れですが、少しの努力で簡単に落とすことができます。
今回は袖口についた鉛筆汚れの落とし方をご紹介したいと思います。
鉛筆の汚れは「不溶性」
汚れにはいくつかの種類があります。
汗などの水に溶けやすい汚れは「水溶性」、カレーのシミなど油の成分が入った汚れは「油溶性」といって、それぞれに適した汚れの落とし方があります。
しかし、鉛筆の汚れは水にも油にも溶けない「不溶性」に汚れに分類されます。
そのため、通常の洗濯機での洗濯だけではなかなか落ちないんですね。
鉛筆の汚れは【固形石鹸】で落とそう
袖口についた鉛筆汚れは固形石鹸で落とすことができます。
===準備するもの===
・固形石鹸(ウタマロなど)
・ぬるま湯
・歯ブラシ(しつこい汚れの場合)
===汚れの落とし方===
汚れた個所をぬるま湯で濡らし、そこに固形石鹸をつけてこすり洗いすればいいだけ。
もし、汚れがしつこくてなかなか落ちない場合には、歯ブラシなどで、繊維の間の鉛筆を書き出すようにしてあ洗ってあげてください。
鉛筆の汚れを【重曹】で落とす方法
最近は家に液体せっけんしか置いてないというご家庭もあるかと思います。
そんな時には重曹で汚れも落とすこともできます。
===準備するもの===
・重曹
・ぬるま湯
・歯ブラシ(しつこい汚れの場合)
===汚れの落とし方===
重曹とお湯を混ぜますが、この時に歯磨き粉の様なペースト状になるように、重曹に対して水を少なめに入れてください。
分量でいうと重曹「2」:お湯「1」ぐらいです。
出来た重曹ペーストを汚れた部分に塗って、しばらく置いておきます。
時間がたったらお湯ですすぎましょう。
こちらもしつこい汚れの場合は歯ブラシなどで、繊維の間の鉛筆をかきだすようにこすってあげてください。
鉛筆の汚れを【セスキソーダ水】で落とす方法
また、ご自宅にセスキ炭酸ソーダがある方はそれを使うこともできます。
===準備するもの===
・セスキ炭酸ソーダ
・水
===汚れの落とし方===
500mlの水に対して、セスキ炭酸ソーダを大さじ1入れた、セスキ炭酸ソーダ水を作ります。
布に水をしみこませ、汚れを落としたい場所をふいていきます。
汚れが落ちてきたら。水で洗い流すようにしましょう。
今回は衣類についた鉛筆汚れの落とし方をご紹介しました!
鉛筆の汚れに困っているという人は、ぜひ試してみてくださいね。