化粧直しをしているときや、ジャケットを羽織った時など、思わぬ瞬間に服に口紅がついてしまったという経験はありませんか?
口紅ってその場で水で流してもなかなかとれず、けっこう目立つ色なのでシミになってしまうと困りますよね。
今回は衣類についた口紅の落とし方をご紹介したいと思います。
口紅はなぜ落ちにくい?
汚れにはいくつかの種類があります。
水に溶けやすい汗などの「水溶性の汚れ」。
油に溶けやすいオイルなどは「油溶性の汚れ」。
砂などの水にも油にも溶けないものは「不溶性の汚れ」。
口紅は油に溶けやすい油溶性の汚れになります。
しかし、油溶性の汚れは、水や通常の洗剤では落ちにくいので、いつも通りのお洗濯や衣類用洗剤ではシミになって汚れが残ってしまうことが多いのです。
衣類についた口紅を落とす方法
衣類についた口紅を落とすのは、「クレンジングオイル」が最もオススメです。
落とし方をご紹介します。
===準備するもの===
・クレンジングオイル
・タオル
・綿棒
===落とし方===
①汚れがタオルに移るように、口紅汚れのが付いている裏側にタオルを当てます。
②クレンジングオイルを綿棒にしみこませて、口紅で汚れた部分に含ませていきます。
③汚れが浮いてきたら、人肌のお湯でクレンジングオイルが全体的に白く乳化してきたら、ぬるま湯で汚れ部分をすすぎましょう。
④ぬるま湯でしっかりとすすぎ、普段と同じように洗濯すれば完了です。
【応急処置】衣類についた口紅を落とす方法
衣服についた口紅はお家でクレンジングオイルなどで落とすことができますが、できればついてすぐに落とした方が汚れは残りにくくなります。
とはいえ、常にクレンジングオイルを持ち歩いている方もなかなかいませんよね。
そんな時にはハンドソープを使いましょう。
===準備するもの===
・ハンカチ
・ハンドソープ
・ティッシュ
===落とし方===
①ほかの服に口紅の色が移らないように、汚れの裏にハンカチを当てます。
②汚れ部分を軽く濡らし、ハンドソープをつけます。
③ゴシゴシこすらずに、ティッシュでポンポンとたたくように汚れを落とします。
④水で洗い流します。
クレンジングオイルほどきれいにはなりませんが、汚れがついてすぐにこの作業をすることで、シミがかなり薄くなり、返ってから落とすのも楽になります。
この作業だけできれいになっている場合は、返ったら通常通り洗濯機で洗濯していただいて構いません。
今回は衣類についた口紅汚れの落とし方をご紹介しました。
お困りの時には参考にしてみてください。