皆さんは普段使用している商品についた「環境ラベル」に目を向けたことはありますか?
代表的なものではエコマークなどがある環境ラベルですが、他にもたくさんの種類のラベルが存在します。
今回はそんな環境ラベルの中でも代表的なものをご紹介していきたいと思います。
代表的な環境ラベル
今回は日常の中で特によく目にする環境ラベルを5つご紹介したいと思います。
・エコマーク
・再生紙使用マーク
・グリーンマーク
・バイオマスマーク
・レインフォレスト アライアンス認証
それぞれどんな意味を持っているマークなのでしょうか。
見ていきましょう。
【環境ラベル①】エコマーク
身近な文房具などから飲食店、ホテルなどのサービスまで幅広い活動が対象になっているマーク。
その商品の「生産」から「廃棄」にわたるまでのすべてのライフサイクルの中で、地球環境に配慮していると認められたものが認定されます。
もっとも身近でよく目にする環境ラベルの一つですね。
【環境ラベル②】再生紙使用マーク
再生紙がどのくらいの割合で使用されているのかを一目でわかるようにしたマークです。
左側にある矢印は「リサイクル」のR、右側にくる数字が再生用紙の使用率を表しています。
できるだけ100に近いものを購入することで、より地球にやさしい買い物ができますね。
【環境ラベル③】グリーンマーク
グリーンマークは古紙を原料に再生利用した商品に利用することができる環境ラベルです。
古紙の使用率には決まりがあって、原則40%以上利用した製品に表示が許されていますが、トイレットペーパーとちり紙は100%利用、新聞用紙とコピー用紙は50%以上利用など、商品によって変わることもあります。
【環境ラベル④】バイオマスマーク
バイオマスマークは、生物由来の資源(バイオマス)を利活用し、品質及び安全性が基準に合致している環境商品に付与できる環境ラベルです。
葉っぱの下に数字がかかれているデザインですが、この下の数字の部分がバイオマスの含有率を表していて、10から100まで、5%刻みで設定されています。
身近なところでは、レジ袋やホテルに置いてある使い捨ての歯ブラシなどに表示されています。
【環境ラベル⑤】レインフォレスト アライアンス認証
レインフォレスト・アライアンス認証は、農園のチョコレートやバナナ、コーヒーなどに表示されることの多いマークです。
農園の環境、土壌・水を含めた天然資源、生態系や生物多様性を守り、労働者の労働条件やその家族・地域社会を含めた教育・福祉などの厳しい基準を満たした農園に与えられます。
地球環境だけでなく、農園の労働環境などの改善も目的にしたマークなんですね。
今回は、日常でよく目にする環境ラベルについてご紹介しました。
お買い物をするときにぜひ見てみてくださいね!