皆さんは通常どのようにお布団を収納、保管していますか?
実は布団にはこれはやめてほしい!というNGな保管方法がいくつかあります。
そしてそれを知らずに実行していると、せっかくフカフカの布団がペッちゃんこになってしますんです。
今回は意外と知られていない、布団の保管方法をご紹介したいと思います。
日常で使用する布団の注意点
日常的にベットではなく布団を使用しているという方は、以下の2点に注意しましょう。
【1】万年床はNG
人は寝ている間に約200mlの汗をかくといわれています。
かいた汗は、布団の裏側にたまりますが、「めんどくさい」「時間がない」などの理由で布団をずっと敷きっぱなしにしていると、水分の逃げ場がなくなりそのまま湿気が布団にたまってしまうのです。
そうすると布団にカビが生えて使えなくなるだけでなく、床にまでダメージが…
時間がなくてもできるだけ毎回布団は上げるようにしましょう。
可能であれば、折りたためるすのこが販売されていますので、そういったアイテムを活用すると、さらに布団をダメージから守ることができますよ。
【2】布団を収納する順番に注意
布団を上げて押し入れに収納するときにどのような順番で入れていますか?
上げたまんまの順番になると、掛布団→敷布団になってしまいますよね。
夏場のタオルケットならこの順番でも大丈夫なのですが、冬場に羽毛布団を使っている場合には、上に敷布団を乗せると羽毛がつぶれてしまいます。
少し手間になりますが、布団を押し入れに入れる時には敷布団→掛布団の順番で収納しましょう。
長期保管する布団の注意点
続いてシーズのオフなどで長期間布団を押し入れに収納する際の注意点をご紹介していきたいと思います。
【1】保管の前に干しましょう
長期間押し入れなどに布団を収納する場合は、ダニやカビを防ぐために、天日干しをするようにしましょう。
そうすることで湿気などのダメージから布団を守ることができます。
【2】収納袋は通気性の良いものを
よく布団圧縮袋を使っているご家庭がありますが、実は布団の収納にはあまり適していません。
布団圧縮袋は省スペースにたくさん収納できるため大変便利なのですが、通気性がないので、湿気が布団の中に閉じ込められてしまい、カビの原因になってしまいます。
どうしても圧縮袋を使用するときには、特に念入りに布団を天日干しし、乾燥させてから入れるようにしましょう。
ホームセンターなどで通気性の良い布製の布団収納袋なども販売されているので、そちらを使うのがおすすめです。
【3】掛布団は上におく
日常で押し入れに布団を入れる時と同じですが、掛布団、特に羽毛布団は上の方に収納するようにしましょう。
長期間上から押されると、せっかくふわふわの羽毛がいたみ、ぺしゃんこになってしまいます。
今回は布団の正しい保管方法をご紹介しました。
少しの工夫で布団はずっと長持ちします。
ぜひお家でも試してみてくださいね。