普段ごみの分別をしているときに、「このゴミはプラ?燃えるゴミ?どっち?」という場面はありませんでしょうか。
そんな時にはごみの分別マークを確認してみてください。
今回はごみの分別に活躍する「識別表示マーク」についてご紹介したいと思います。
ご紹介するのは5種類
今回紹介する識別表示マークは全部で5種類です。
・プラスチック製容器包装
・紙製容器包装・PETボトル容器包装
・スチール製容器包装
・アルミニウム製容器包装
この5つはどれも「資源有効利用促進法」により表示が義務づけらたものです。
プラスチック製容器包装の表示
容器包装プラスチックとは、中身の商品を出した後、不用となるプラスチック製の容器や包装のことをいいます。
プラスチック製のものでも、「製品そのものとは別」になりますのでご注意!
ちなみに大阪市では、中身の製品は普通ゴミか粗大ごみに分別になるとのことでした。
紙製容器包装の表示
大きく紙と書かれた分別マークは、紙製の容器包装であることを表しているマークです。
2001年4月から、家庭で出た紙製の容器包装につけることが義務化されています。
このマークがついていることで消費者がごみの分別を正しく行い、紙のリサイクルにつなげることを目的にしています。
大阪市では、紙袋や紙パック、紙箱などは古紙として回収し、再生利用しているようですね。
PETボトルの容器包装表示
ペットボトルの識別表示マークは、しょうゆ・飲料用・酒類などのペットボトルにつけられているマークです。
ペットボトルとして回収され、リサイクルされます。
ペットボトルでも、キャップやラベルはプラゴミに分別されるので、外して出すようにしましょう。
スチール製(鉄鉱石)容器包装の表示
ジュースの缶などによく使われる包装マークでスチール製であることを表しています。
スチールは、また新しい缶に生まれ変わったり、橋や鉄道のレールとして再利用されます。
ちなみに、日本でのスチール缶のリサイクル率は90%以上ととても高いんですよ!
アルミニウム製(ボーキサイト)容器包装の表示
ジュースやビールの包装に利用されるアルミ缶は、スチールに比べると少し薄い缶です。
アルミ缶は、新しい缶に生まれ変わったり、自転車の部品として再利用されます。
今回はごみを分別する際に役立つ、識別表示マークをご紹介しました。
分別で悩むことがあれば、ぜひこのマークを参考にしてみてください。
分別方法は、住んでいる地域によって少し変わってきますので地域のHPなどで確認してみてくださいね。