皆さんはご家庭でタオルをどのくらいの期間使っていますが?
当然ですが、タオルには寿命があって、いつかは捨てないといけないときがきます。
でも、せっかくなら少しでも長く使いたいですよね。
今回はタオルの寿命と、長持ちさせる裏技をご紹介したいとも思います。
タオルの寿命は洗濯30回
そもそも、一般的なタオルは洗濯機で30回選択すると寿命を迎えるといわれています。
この寿命というのは水が吸いにくくなったり、肌触りが悪くなったり、本来タオルが持っている風合いが保たれなくなることを言います。
なので、ホテルや旅館など、お客さんが使用するタオルはだいたい30回前後で交換するようです。
ただ、まだ「使えない」ほどではないので、30回を超えても気にせず使っているご家庭が多いのではないでしょうか。
タオルを長持ちさせる裏技5選
少しでも使い心地のいい状態で、長くタオルを使いたいものですよね。
それでは、タオルを長持ちさせる裏技を5つご紹介したいと思います。
①柔軟剤を使わない
②ドラム式洗濯機なら乾燥まで行う
③一度にたくさんの量を洗わない
④風通しのいいところで干す
⑤立てて収納する
それでは見ていきましょう。
柔軟剤を使わない
柔軟剤を使用することで、肌触り良くふわふわの洗い上がりになりますが、実はタオルメーカーは柔軟剤を使用することを推奨していません。
柔軟剤に含まれている成分によって、タオルの毛羽抜けが起こってしまい、結果タオルが薄く、固くなってしまうのです。
柔軟剤は使わない方がタオルを長持ちさせることができますよ。
ドラム式洗濯機なら乾燥まで行う
基本的には、ドラム式の洗濯機はたたきつけながら洗うため、縦型の洗濯機に比べてタオルの劣化は早くなります。
たたきつけられて、繊維がつぶされた状態で干してしまうと、仕上がりがぺったんこになり、結果タオルの寿命は短くなってしまいます。
ドラム式の洗濯機で洗う場合は、乾燥まで行って、ふわふわの状態に戻してあげることが大切です。
一度にたくさんの量を洗わない
これはタオルに限ったことではありませんが、一度にたくさんの洗濯物を入れて、洗濯機をぎゅうぎゅうにして回すと、衣類同士がこすれて傷んでしまいます。
すすぎの際にもしっかりすすぐことができずに、洗剤が残ってしまう原因に…
洗濯物の量が多い場合は2回に分けるなどして、少量ずつ洗うようにしましょう。
風通しのいいところで干す
洗いおあわったタオルは、できるだけ早くに、風通しの良いところで干すようにしましょう。
タオルに使われている繊維は綿などの自然素材がおおく、濡れている間は強度が落ちます。
長時間濡れた状態でいると、伸びや雑菌繁殖の原因になってしまします。
できるだけ風通しの良いところで、早く乾かしてあげるようにしましょう。
立てて収納する
畳み終わったタオルを収納するときには、上に重ねるのではなく、立てて収納するようにしましょう。
上に積み重ねることによって、下にあるタオルの繊維が押しつぶされて、固くなってしまいます。
また、下にあるタオルは使われる回数が少ないため、空気が入れ替わらず湿気がたまる原因にも…
立てて収納することで、タオルが固くなるのを防ぎ、長持ちさせることができますよ。
今回はタオルの寿命と、少しでも長く使えるようにする裏技をご紹介しました!
お自宅のタオルでもぜひ試してみてくださいね。